久しぶりの一般参加者を募集したリアル開催のワカサミ@名古屋2023を2023年11月25日~26日・12月2日に開催しました。
ワカサミでは社会課題を解決する為のビギナー向けデザイン思考ワークショップを開催しています。
ワカサミ@名古屋2023では2023年11月25日~26日・12月2日の3Daysの日程でコミュニティスペース 名古屋 WAVE 千早を会場としてお借りして行いました。
メインテーマ
身近そうで自分ごとじゃない?身近な社会課題を自分「たち」ごとに!
サブテーマ
- 高校生にヘルメット。彼らの意識をどうアップデートするか。
- もう空き家とは呼ばせない!中古住宅のイケてる使い方を考える。
Day1 : 課題と問いの設定
Day1はワカサミの説明と8日間のイベントの中でどのようなことをするかを参加者の方々に説明して、課題提供者から課題の詳細を伺いました。
課題の共有と理解を深めるヒアリングを行い、その後チームにわかれてデザイン思考のワークショップを行いました。
Day1ではストーリーボードを紙芝居形式で作成していただき、各チームに発表をしていただき課題提供者から総評をいただきました。
Day2 : フィールドワークとチームワーク
Day2朝はフィールドワークです。
チームが担当している課題に合わせてインタビューの現場で集合してインタビューを行いました。
空き家
空き家のチームは株式会社On-Coさんのシェアアップサイクル拠点であるmadanasasoさんにお邪魔しました。
代表の水谷さんと藤田さんからさかさま不動産とmadanasasoでの取り組みについてインタビューさせていただきました。
さかさま不動産は、
https://sakasama-fudosan.com/aboutus/
空き家で挑戦したい人の想いを可視化して
貸主を募集する不動産WEBサービスです。
ヘルメット
ヘルメットのチームは実際に街に繰り出して、ヘルメットを被っている人・被っていない人それぞれにインタビューを行いました。
自転車販売店でも店員の方にインタビューをさせていただき、ヘルメットの購入ユーザーについて教えていただきました。
サイクルジョイ栄店のスタッフさん親切にご対応いただきありがとうございました。
Day2~Day3まで : チームワーク
ワカサミではコミュニケーションツールとしてDiscordを採用しています。
各チームごとにチャンネルを作成し、イベント中以外でもチームのプロジェクトを議論できるようにしています。
11月26日~12月2日の間もチームにわかれてDiscordでコミュニケーションしていました。
Day3 : チームワークとプレゼンテーション
Day3は最後のチーム発表に向けてチームワークを行います。
チームワークでは動画を撮影したりWebサービスを構築したり、プレゼン資料を作成したり各チームが奮闘していました。
最後はすごい審査員の方々の前で発表を行いました。
演劇を交えての発表や実際に作成したWebサービスのデモンストレーションが行われました。
審査員の方々からは今後プロジェクトを進めていくにあたっての具体的なアドバイスをいただきました。
8日間3Daysのワカサミ@名古屋2023はこれで終了です。
ワカサミはイベント開催日だけで終了せず、その後もプロジェクトが進んでいきます。
実際にプロトタイプを現場に落とし込んで社会課題解決をしていきます。
今回ワカサミにご参加いただいた皆様大変お疲れさまでした。
次回のワカサミにも参加していただいたり、ワカサミ事務局としてお手伝いいただいたり、関わり方はあなた次第です。
是非ワカサミで学んでいただいたことを実生活や実務に活用していただけるとうれしいです。
またワカサミでお会いしましょう!
ワカサミについて
地域の課題解決や新しい未来について語り、繋がり、そして共に行動を起こすための集まりがワカサミです。
若手がデザイン思考やIT開発技術のエッセンスを学びながらアイデアを具現化するプロセスをたどることができるエントリーレベル向けの教育型イベントとなります。
なぜ、地元のリアルな課題を扱うのか
若手が地域の課題や地域の未来を自分事として捉え、若手が結集して未来を切り開いていくような世界を作りたい。
少子高齢化やエネルギー問題、教育格差など、身の回りの地域には、持続可能な社会の実現に向けて解決しなけらばならない様々な課題が存在します。
しかしながら次の社会を担う若い世代がこうした課題を意識して過ごすことはほとんどなく、将来身に降りかかってくる可能性がある課題にも関わらず、自治体やNPOに任せているのが現状です。
ワカサミでは、企業や自治体、NPOといった様々な組織と繋がり、実現に向けてのイベントを開催しています。
さらに、イベントで発生したつながりやアイデアを活かして若手がやりたいことを実際に実現化するための活動を行っています。
なぜ、デザイン思考なのか
最近では、デザイン思考はビジネスの中でも一般的に利用されるようになってきましたがまだまだハードルが高い状況です。
ワカサミではデザイン思考を『ユーザーの発言の背景や取り巻く環境からユーザーの頭の中にある矛盾やトレードオフを洞察し欲望や不安や恐怖といった表に出ない本音の部分に共感することで、今まで明確ではなかった”新たな問い”に気づきを与えるアプローチ』と考えて地域課題の解決策の一助となるスキルの1つとして提供しています。
課題解決の近道としてデザイン思考をもっと身近な存在に感じてもらえるようにエントリーレベルのデザイン思考を広めたいと考えています。
ワカサミへのご参加お待ちしております。
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